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目が充血している

目が充血しているには以下のような病気と関連性が考えられます
男性
結膜下出血
アレルギー性結膜炎(春季カタルを含む)
ドライアイ(乾性角結膜炎、涙液減少症)
花粉症
角膜炎
VDT症候群(眼精疲労)
女性
結膜下出血
アレルギー性結膜炎(春季カタルを含む)
ドライアイ(乾性角結膜炎、涙液減少症)
花粉症
VDT症候群(眼精疲労)
角膜炎
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目が充血しているの基礎知識

目次

概要

目の充血の多くは、眼球の結膜(いわゆる「白目」の部分)に起こります。アデノウイルスが原因のウイルス性結膜炎である流行性角結膜炎(はやり目)や咽頭結膜熱(プール熱)はよく見られる病気です。また、花粉症やアレルギーによって起こるアレルギー性結膜炎でも充血が見られます。
充血症状に加えて痛みやかゆみが強い人、目が見えづらい人、数日間症状が良くならない人は医療機関を受診してください。
上記の結膜炎以外にも、コンタクトレンズ装用が原因となる細菌性角膜炎、眼圧が上がり失明の危険がある閉塞隅角緑内障でも充血症状があらわれます。目や頭の強い痛み、涙が出る、目が見えにくいなどの症状がある人は、ただちに医療機関を受診する必要があります。
充血症状の診察を行うのは眼科です。緊急時には救急外来の受診が必要になることもあります。

原因とメカニズム

目が充血し、目やにや涙が出て、痛みや痒みを伴うような状態は、結膜炎と言われます。結膜炎の原因は3種類に分かれます。

・細菌や真菌(カビ):抗菌薬の点眼をすれば、数日で治ることが多いです。

・ウイルス:アデノウイルスによるはやり目(流行性角結膜炎)や、角膜ヘルペスなどがあります。

・アレルギー:かゆみが強く、また両目とも結膜炎になります。原因は花粉、ダニ、ハウスダストなどです。

他には、ドライアイやコンタクトレンズの長期装着による眼の充血もあります。

症状から考えられる病気

学校や施設で流行っている

はやり目(流行性角結膜炎)の流行が考えられます。

激痛が走る

角膜ヘルペスが考えられます。後遺症として視力が低下する可能性がありますが、原因であるヘルペスウイルスに効く抗ウイルス薬の点眼薬があるので、激痛がある場合はすぐに眼科を受診しましょう。

かゆみが強い

両目のかゆみが強い場合、花粉症の季節の場合は、アレルギー性結膜炎が考えられます。

受診の目安

・痛みが強い
・1週間以上続いている
・かゆみが強い

診療科

眼科

眼科が適しています。

治療

原因の病気に応じた治療が行われます。

細菌、真菌(カビ)、角膜ヘルペスでは、それぞれに有効な点眼薬があります。一方で他のウイルス性結膜炎では有効な点眼薬がないので、自然に治るのを待ちます。

アレルギー性結膜炎では、抗アレルギー点眼薬があります。毎年花粉症に悩んでいる場合は、抗アレルギー点眼薬を早めから始める治療法もあります。効果が不充分であれば、ステロイドの点眼薬を使えます。

セルフケア

・はやり目はタオルや手を通じて他人にうつるので、タオルを共有しないなど、予防に努める
・コンタクトレンズは1日12時間を超えて装着しない
・使い捨てコンタクトレンズを何回も使用しない

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