医療法人 三宅脳神経外科医院

大学病院他で約15年間の脳神経外科勤務医の後、開業に踏み切りました。当時の患者様は自分の脳を心配しても病院外来の敷居は高く、それでも思い切って受診した結果、いわゆる５分診療に納得の行かないまま帰られました。勤務医の私はその姿に申し訳なく思い、このような方を診るべく脳外科外来専門の医院を開業しました。以来２７年間、訴えを十分に伺う丁寧な診療に努めて参りました。この方針をさらに充実させるために今年度から医師二人体制をとっております。長年の付き合いがあり当院の診療に貢献いただける医師が新たに加わりました。一人の患者様にこれまでの倍の診察時間をかけることができ、間違いのない医療に近づくことができるのではないかと思っております。

今年度(令和4年度)より三宅院長と共に外来診療を担当しております。院長とは脳外科研修医時代より公私ともに親しい間柄であり、前施設の退職に伴って声をかけていただいた次第です。これまで総合病院の手術室や救急現場での勤務が多く、第一線の地域医療は初めての経験です。ここ2～3年はデスクワークばかりで日常臨床の現場からは離れていたため、当院での業務に慣れるまでは至らぬ点も多々あるかと存じますが、故郷長崎で医師を志した頃の初心に帰り、患者様目線でのお話しが出来るように努めて参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。