口が開きづらくなる原因には、顎関節症、顎のがん、破傷風、蜂窩織炎などの原因が挙げられます。週単位以上で長く困っている人は顎関節症や悪性腫瘍、数日単位で急激に症状が出現している人は破傷風や蜂窩織炎などの細菌感染が原因のことが多いです。脳出血の痛みが顎に出て、口が開きづらくなることもあります。
口が開きにくくなる症状は顎口腔外科や歯科などが専門にしています。一般的な歯科では対応していないこともあるので、確認してから受診するようにしてください。また、数時間あるいは数日単位で痛みが出現・悪化している人は緊急性が高い病気の可能性があり、夜間休日であれば救急外来の受診も検討してください。