肥満症ダイエット外来
当院では、日本糖尿病学会専門医による、「健康の維持」「肥満に伴う健康リスクの低減」を目的とした治療を行っています。熊本県では肥満傾向の方が全国平均より多いとされ、生活習慣病の増加が懸念されています。当院は、必要に応じて2025年に開設された熊本大学病院「肥満症治療センター」など地域の医療機関とも連携し、患者様の状態に合わせた治療体制を整えています。 治療において重視しているのは、無理のない範囲で健康的な体重管理を行うことです。特に、若い女性における過度の体重減少は、骨密度低下や月経異常、体調不良などを招く場合があります。当院では、そのような過剰な減量を目的としたプログラムは提供せず、内科的・婦人科的観点を踏まえた医学的アプローチで、生活習慣病の予防や体調管理につながる減量方法をご提案します。 また、近年一部の医療機関で糖尿病治療薬が安易に使用され、摂食障害などの健康被害につながる事例も報告されています。当院では、安全性に十分配慮し、専門医が医学的に適応があると判断した場合に限り薬物療法を選択します。適応外と判断された場合には処方できませんので、あらかじめご了承ください。 当外来では、「以前より体重が増えやすい」「健康診断の値が気になってきた」「体型の変化が不安」といった幅広い世代のご相談を受け付けています。肥満または肥満症と診断された場合は、生活習慣の改善、行動変容支援、必要に応じた薬物療法など、複数の選択肢から適した治療方法を検討します。産後の方は薬物療法に制限が生じる場合がありますので、まずは医師へご相談ください。
リベルサス:吐き気・嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状が多く、稀に低血糖、急性膵炎、胆嚢炎や胆管炎などの重篤な副作用を引き起こします。2カ月以内に妊娠を予定している方は禁忌となります。 マンジャロ:吐き気・嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状、その他、血圧低下、動悸、低血糖などがあります。急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎などの重篤な副作用を引き起こす場合もあります。 ※経口避妊薬(ピル)と併用することにより経口避妊薬の効果が減弱する可能性があります。 フォシーガ:低血糖、脱水(脱水を契機に脳梗塞を起こした報告あり)などに加え、尿路感染症、膀胱炎、外陰部カンジダ症といった感染症に注意が必要です。
30分程度
0円
| 【初診】肥満症ダイエット外来 | 3,300円 |
|---|---|
| 採血料 | 3,300円 |
| 【再診】肥満症ダイエット外来 | 1,100円 |
| リベルサス【内服】3mg | 9,900円 |
| リベルサス【内服】7mg | 19,800円 |
| マンジャロ【注射】2.5mg | 6,600円 |
| マンジャロ【注射】5mg | 13,200円 |
| フォシーガ【内服】5mg | 16,500円 |
初診時はカウンセリングが必要となります。お悩みをヒアリングして、治療の効果や副作用などを説明させていただきます。また、治療の効果には個人差があります。
※「マンジャロ」について
・2型糖尿病に対する効能・効果においては承認されていますが、当メニューの使用目的においては国内で承認されていません。
・国内代理店経由で入手したものです。
・マンジャロと同成分の注射製剤ウゴービ皮下注が、肥満症の治療薬として承認されています。
・2023年11月8日に、商品名「Zepbound」(ゼプバウンド)としてFDAの肥満症治療薬としての承認を取得しました。臨床試験においてマンジャロの主な副作用は、消化器症状が中心でした。具体的には、吐き気、下痢、便秘、腹部膨満感などです。多くは投与初期に発現し、時間経過とともに軽減する傾向があります。一部の患者では頭痛、めまい、全身の倦怠感(だるさ)といった全身症状が現れることもあります。これらは通常軽度から中程度で、身体が薬に慣れるにつれて改善する傾向があります。また、注射製剤であるため注射部位の反応(発赤、腫れ、痛み)が起こる場合もありますが、通常は一過性で自然に治まります。重大な副作用としては膵炎の報告がありますが、発生頻度は稀です。また、心血管系への有害事象はほとんど報告されておらず、安全性の観点からも比較的良好とされています。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度等の対象外となります。
※「リベルサス」について
・2型糖尿病に対する効能・効果においては承認されていますが、当メニューの使用目的においては国内で承認されていません。
・国内代理店経由で入手したものです。
・リベルサス錠と同成分の注射薬のオゼンピック(同じセマグルチド)、ビクトーザ/サクセンダ(リラグルチド)、そしてGIP/GLP-1受容体作動薬のマンジャロ(チルゼパチド)などがあり、これらは血糖降下と体重減少効果を目的としますが、成分、投与方法(注射か経口か)、効果の強さ、費用、使用目的(糖尿病か肥満治療か)が異なります
・米国 (FDA)では2019年9月承認、カナダでは2020年3月承認、EU諸国 (EMA)では 2020年4月承認、それぞれ肥満症治療薬として広く処方されています。 リベルサスの欧米での副作用は日本と基本的に同じで、吐き気、下痢、便秘、食欲低下、頭痛などの消化器系の症状が最も一般的です(初期に強く出やすい)。重大な副作用には低血糖、急性膵炎、胆のう炎(胆石症)、腸閉塞などがあり、特に急性膵炎は激しい腹痛と嘔吐で入院に至るケースも報告されています(頻度は低い)。甲状腺腫瘍のリスク増加も指摘され、家族歴がある場合は注意が必要です(欧米の注射剤(オゼンピックなど)で報告)。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度等の対象外となります。
※「フォシーガ」について
・2型糖尿病、1型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病に対する効能・効果においては承認されていますが、当メニューの使用目的においては国内で承認されていません。
・国内代理店経由で入手したものです。
・フォシーガ錠と同成分のダパグリフロジン錠が1型糖尿病、2型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病の治療薬として国内で承認されています。
・フォシーガは、米国FDAは2020年5月、欧州EMAも2020年11月にそれぞれ心不全の承認済みで、その後も慢性腎臓病など適応拡大しました。リスクとしてはFDAやEMAが市販後の安全性情報に基づき、糖尿病性ケトアシドーシスや、まれではあるが重篤となり得るフルニエ壊疽などのリスクについて注意喚起を行っている。また、初期試験で示唆された膀胱癌に関しては長期追跡調査が実施され、現時点で明確な因果関係は確認されていないものの、安全性情報として引き続き注意が促されている。尿路・性器感染症などの発生も報告されており、適切な観察が求められる。一方で、大規模臨床試験では心血管および腎領域に関する有益なデータも示されており、当局はこれらの情報を踏まえて継続的に評価と情報提供を行っている。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度等の対象外となります。
基本情報
| 名称 | よりクリニック |
|---|---|
| 住所 | 熊本県熊本市南区御幸西2-3-75 |
| アクセス | JR鹿児島本線(博多~八代)西熊本駅 |
| 電話 | 0963795560 |
| 院長名 | 頼藤 暁 |
| 診療科 | 精神科 心療内科 内科 美容皮膚科 |
| 駐車場 | 駐車場あり |
| 特徴 | 往診可 女性医師 駐車場あり クレジットカード対応 マイナ受付 |
| 専門医 | 精神科専門医 |
| 予防接種 | インフルエンザ予防接種 肺炎球菌予防接種(成人) 新型コロナウイルス予防接種 |
診療時間
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 09:00〜12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
| 12:00〜15:30 | ● | ● | ● | ● | ||||
| 15:30〜17:00 | ● | ● | ● | ● |










