漢方女性クリニック mio

低用量ピルの副作用で多いのは悪心・嘔吐 、めまい 、ふらつき 、頭痛・偏頭痛 、にきび 、浮腫 、 体重増加 となります。 大部分の方は問題なく飲めますがどうしても飲めない方がいらっしゃるのも事実です。 また確率は低いですが重篤な副作用に血栓症があります 通常、血栓症の発症は1万人あたり1－5人であるのに対し、低用量ピル服用女性では3－9人と報告されています。 一方、妊娠中および分娩後12週間の静脈血栓症の発症頻度は、それぞれ年間1万人あたり5－20 人および40－65人と報告されており、妊娠中や分娩後に比較すると低用量ピルの頻度はかなり低いことがわかっています。服薬開始後、下記のような症状がある場合がすぐに服用を停止し当院に連絡、または近医受診をお願いします。 ＊＊＊激しい腹痛、激しい胸痛、息苦しい、押しつぶされるような痛み、激しい頭痛、見えにくい所がある、視野が狭い、舌のもつれ、失神、けいれん、意識障害、ふくらはぎの痛み・むくみ、握ると痛い、赤くなっている＊＊＊ 健康にピルを服用していただくために、年一回の血液検査などを推奨しております。子宮頸がんの検診（市検診などで結構です）も推奨しております。 これは低用量ピルは卵巣癌や子宮体がんの発生率を下げること賀知られたいますが、一方で子宮頸がんの発生率をわずかに上昇させるからです。 子宮頸がんは子宮癌検診で早期発見早期治療、予防的治療ができます。