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肩が痛い(1週間以上前から)

肩が痛い(1週間以上前から)には以下のような病気と関連性が考えられます
男性
肩関節周囲炎(五十肩)
VDT症候群(眼精疲労)
緊張型頭痛
頚肩腕症候群
線維筋痛症
ロコモティブシンドローム
女性
肩関節周囲炎(五十肩)
線維筋痛症
VDT症候群(眼精疲労)
緊張型頭痛
頚肩腕症候群
関節リウマチ
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肩が痛い(1週間以上前から)の基礎知識

目次

概要

肩のしつこい痛みは肩関節周囲炎(いわゆる四十肩、五十肩)をはじめとして、様々な原因で起こります。筋肉や骨、関節の問題で起こることがほとんどです。

痛みが長引く人、つらい人は整形外科を受診してください。しつこい肩の痛みはよくある症状であり、まずは近くの診療所、クリニックなどで十分に対応してもらえます。必要があれば、より大きい医療機関に紹介されます。

原因とメカニズム

肩のしつこい痛みの多くは筋肉や骨、関節の問題で起こりますが、その原因は様々です。加齢にともなって起こる肩関節周囲炎(いわゆる四十肩、五十肩)、スポーツでの酷使により起こる野球肩(水泳肩)、長時間のパソコン作業による負担などで起こる頚肩腕症候群などがあります。

考えられる病気

肩の痛みの原因としては、以下のようなものが挙げられます。

肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)

40-60歳代くらいの人に多い病気です。突然片側の肩が痛くなり、しつこい痛みが続きます。

野球肩(水泳肩)

野球、水泳、テニスなど、腕を大きく振るスポーツで生じる肩の痛みです。

頚肩腕症候群

タイピング、工場での作業、調理、など同じ作業を繰り返すような人で、首から肩、腕にかけてしびれや凝りが起こります。

胸郭出口症候群

なで肩、猫背の女性に多い病気です。鎖骨の下を走る血管や神経が圧迫されて、腕や肩の痺れや痛みが起こります

怖い病気

急激な肩の痛みの原因が狭心症や心筋梗塞など心臓の病気からくる人も、まれにいるので注意が必要です。長引く肩の痛みが、骨に転移したがんだったということもあります。ただし、いずれもそれほど多いことではないので、心配しすぎる必要はありません。

受診の目安

肩の痛みが長引く人は、原因を明らかにするために少なくとも1度は受診することをお勧めします。

診療科

長引く肩の痛みを専門的に診てくれるのは整形外科です。まずは近くの診療所、クリニックなどで十分に対応してもらえます。必要があれば、より大きい医療機関に紹介されます。整形外科のお医者さんにも、背骨、膝、手、肩、腫瘍、などといった専門があるので、肩が専門のお医者さんにかかるのがベストです。しかし、肩関節周囲炎などのよくある病気であれば、どの専門の整形外科医でも対応してくれるのでこだわる必要はありません。

検査

長引く肩の痛みに関連した検査には以下のようなものがあります。

レントゲン(X線)検査

骨の様子を簡単にチェックすることができます。多くの診療所、クリニックなどでもできる検査です。

CT検査, MRI検査

骨や筋肉の様子を詳しく調べることができます。筋肉や腱、関節などを詳しく見るにはMRI検査が適しています。一般的にはクリニックではなく病院や、検査専門機関で行われることが多いです。

治療

痛み止めの使用やストレッチ、生活習慣の改善などが中心となることが多いです。具体的な対策は診断によって異なるので、まずは整形外科を受診してください。

セルフケア

我流のセルフケアでかえって症状が悪化することもあります。整形外科を受診して診断を受け、ストレッチ方法や生活上注意すべき点を確認するようにしてください。

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